定子大好き!まひろもちろん大好き!
代表のヤマモトです。
大河ドラマ好きです!(;^_^A
日曜日にNHKの大河ドラマを観ていたら、「六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)」ってのが出てきました。一条天皇の后(きさき)定子が祀られているとのことです。
行ってみたくなりました・・・・
六波羅蜜(ろくはらみつ・ろっぱらみつ)については社内の勉強会で何度も紹介しました。
この機会に改めてこの6つの修行を皆さんに紹介します。
1番目は「布施」(ふせ)です。自分がいまあることに感謝をし、他に善かれかしと願、人様のために何かをして差し上げることです。その思いやりの心、優しい心を持って世のため、人のために尽くすということ、施しをするということが布施の意味です。
2番目は「持戒」(じかい)です。戒律を守るということであります。人間としてしてはならないことを定めた戒めをひたすらに守っていくということです。言い換えれば、人間として何が正しいのかを問い、その正しいことを貫き、そしてしてはならないことはしないということ。それが持戒、戒を守るということであります。
3番目は「精進」(しょうじん)です。人は生きていくためには働かなければなりません。働くということは厳然たる人生の鉄則であり、お釈迦様は、ただ一所懸命に誰にも負けない努力で働きなさいとおっしゃっています。それが精進であるとおっしゃっているのです。
4番目は「忍辱」(にんにく)です。恥を忍びなさいということ、苦しいことや辛いことも耐え忍びなさいということであります。人生は波瀾万丈であり、いまは幸せに思えても、いつ何どき苦難が押し寄せてくるか分かりません。その厳しい試練を耐え忍んでいくことが大切だということを教えていただいているのです。
5番目は「禅定」(ぜんじょう)です。心を静かにすることです。荒々しい心のままでは心を高めることはできません。多忙な毎日を送る中でも心を静めることに努めなさいとお釈迦様は説いておられます。
6番目は「智慧」(ちえ)です。ここまでの5つの修行に日々懸命に努めていくことで悟りの境地、つまり偉大な仏の智慧に至ることができると言われております。
お釈迦様が説かれた六つの修行がきっと我々の人生、苦難続きであったとしてもきっとその先の道を開いてくれるはず。
もう亡くなってしまった京セラの創業者稲盛和夫氏の勉強会に参加していて習った言葉です。どこまでも尊く、私に向けられる厳しき言葉です。逃げずに向き合います。
やってもやっても苦しい苦しいと思う。「あ~楽になった!」「将来への道が開けた!」「若い社員たちの未来も含めて安泰の会社になった!」とはなれていません。
それでもあの手この手で、未体験の道を私たちは進んでいきます。絶対成功する!と、決めています。
修行なくして、苦労なくしてそんなに簡単にうまくいくはずがないとも思います。そんな苦労の中で、その修行のコツをこの6つの言葉の中に見出します。